約 5,330,759 件
https://w.atwiki.jp/sindemasu/pages/3.html
更新履歴 取得中です。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/yaginuma/pages/423.html
神獄の邪聖ウェビトス ベリーレア 闇/光 (8) クリ―チャ― デーモン・コマンド/エンジェル・コマンド 8000 シンパシー:エンジェル・コマンドとデーモン・コマンド このクリーチャーの他にデーモン・コマンドが1体でもいる時、自分のデーモン・コマンドが攻撃する時、相手は自身のクリーチャーを1体選び墓地に送る。 このクリーチャーの他にエンジェル・コマンドが一体でもいる時、自分のエンジェル・コマンドが攻撃する時、相手は自身のクリ―チャーを1体選びシールドに送る このクリーチャーが場を離れる時バトルゾーンに他のデーモン・コマンド、またはエンジェル・コマンドが1体でもいたらデーモン・コマンドの数だけ相手のマナのカードを墓地に送り、エンジェル・コマンドの数だけ相手の手札をシールドに送る。 W・ブレイカー (F)「暗黒を闇、純白を光とするならば、この者はまさに混沌と言うべき混ざり合った存在・・・」 作者 アッブラー 評価・意見 一言で言うと、恐ろしい。 こいつがいるだけですべてのエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドが除去持ちの強力クリーチャーに。 さらにこいつ自信も効果発動の対象。 こいつが攻撃すれば一気に2体ものクリーチャーを除去できます。 しかも、相手は対処しようと思っても・・・大変なことに・・・ 相手にとってこれはかなりの恐怖でしょう。 総じて強力すぎるクリーチャーです。 柳 収録セット DM--2 伝説編
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/22638.html
2011年4月配信開始。 http //portal.valkyria.jp/anime/ 監督 近藤信宏 原作 SEGA 脚本 大野木寛 キャラクター原案 本庄雷太 キャラクターデザイン・総作画監督 只野和子 メカデザイン 村田護郎 美術監督 青井孝 色彩設計 舟田圭一 撮影監督 尾崎隆晴 CG監督 雲藤隆太 編集 坪根健太郎 音響監督 長崎行男 録音/調整 渡辺絵里奈 効果 山田稔 録音助手 澤村裕樹 音楽 崎元仁 アニメーション制作 A-1 Pictures 制作協力 ブリッジ 脚本 大野木寛 絵コンテ 近藤信宏 演出 三好正人 鈴木健一 古田丈司 京極尚彦 作画監督 只野和子 中田博文 羽野広範 空流辺広子 奥野浩行 高瀬健一 渡辺奈月 石井ゆみこ ■関連タイトル Blu-ray 戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡 前編【完全生産限定版】 PSP 戦場のヴァルキュリア3 EXTRA EDITION 戦場のヴァルキュリア3 オリジナル・サウンドトラック 戦場のヴァルキュリア3 ねんどろいど リエラ
https://w.atwiki.jp/kennsann/pages/14.html
kenndowsとは scratchで動作するOS 今すぐはじめる https //scratch.mit.edu/studios/1753689/ kenndows歴史 kenndows 初のOS 電卓・音楽を追加 kenndows2beta 電卓の記号大幅追加 そのしか追加していません。 kenndows2 ワードを追加! kenndows3 乱数音楽というアプリケーションを追加 kenndows4 時刻表示を追加 起動音は、windows以外の音に変更 設定も追加しました。 kenndowsxp ポインターを追加 ワードコマンド追加しました。 kenndows5 ロゴが変わりました。 音楽追加・ワード起動音追加 kenndows6 ポインターの設定を追加 kenndows7(最新版) ワードのコマンドを追加しました。2/24コマンドプロテクト追加。7/21「しかくさんです。」を削除 kenndows8(未公開) ワードのコマンド追加予定 kenndows9(未公開) コマンドプロテクトのコマンドを、追加予定
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/2739.html
ラゲーン基地 [部分編集] 新世紀の鼓動 / ベースドブースター3 UNIT U-Z12 黒 1-1-0 C 拠点 (自動B):このカードは、プレイされて場に出る場合、リロール状態で出る。 地球 [*][1][5] [部分編集] 双極の閃光 UNIT U-Z110 黒 1-1-0 C 拠点 (攻撃ステップ):《(1)》「型番:ZM」である自軍ユニット1枚を、地球エリアの任意の順番に移す。 地球 [*][1][5] リロールインする代わりに、「型番:ZM」を地球に飛ばす能力を持つ拠点。 地形適性は問わないので、アビゴルなど宇宙片適性を地球に移す事も可能。 「型番:ZM」であるユニット一覧 (作成中)
https://w.atwiki.jp/toho/pages/6099.html
Space underground Psychedelic core サークル:荒御霊 VS モヒカンサンドバッグ Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length 01 Techno Driver 和泉幸奇 + 昼 + 堕悪祭怪 東方紅魔郷 おてんば恋娘 [05 28] 02 ancient Dream 東方幻想郷 Wiching Dream [06 53] 03 雷神紳士 東方文花帖 風神少女 [04 21] 04 河祭 東方風神録 芥川龍之介の河童 [04 54] 05 Calamity Device 東方紅魔郷 亡き王女の為のセプテット [06 03] 06 Mad Tea 東方紅魔郷 上海紅茶館 [04 56] 07 Beat less 東方三月精 可愛い大戦争のリフレーン [04 53] ∞ Leakage ???????? ???????? [04 18] 09 マジックキック α 東方封魔録 恋色マジック [12 23] 10 綺想PSY 改 東方永夜抄 少女綺想曲 [08 11] 詳細 例大祭7で頒布された物の正式版(内容は同じ)。 コミックマーケット78(2010/08/13)にて頒布 イベント価格:?円 ショップ価格:1500円(税込) レビュー 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/goma_dara/pages/122.html
DRONE DELIVERY CHAPTER 7-1 デリー お、あなたもコチラの方? でしたら是非弊社の 『DRONE DELIVERY』をご利用ください! ムム…? どうやら『DRONE DELIVERY』をご存じないとみた! どこでもアツアツご飯をお届け! ご注文は端末からパパっと! ですよ! 通常は19900ゼニ―で入会のところ… 今ならクーポン持参で、なんとタダ! と、いうことで! お近くのクーポンの位置をお教え致しましょう! はい、これでオーケー。 マップアプリを確認してもらってクーポンをお探しください! あ、ちなみに、19900ゼニ―お支払いでも入会可能です! やらないと思いますけどね! 概要 ドローンによる配達サービスで 端末から食事を注文できるようになるらしい。 今ならクーポンを持参すればタダで入会できるが、 お金を払うことでも入会は可能とのこと。 どちらでいくかは財布と相談しよう。 CLEAR REWARDS マウンテンパーカー×1 2000マイル ミッションクリア目標 「クーポン」を持ってくるか19900ゼニ―払う バリー あん? なんか用かよ? はあクーポン持ってるかって? ……ああ、そういや さっき何か拾ったな。アレか。 で、それを寄こせって話か…。 いいぜ、だったら一つ条件がある。 ………… 「お願いします」ってちゃんと言いやがれ。 そこは礼儀だろ、さすがに。 ……あ? なにキョトンとしてるんだ? お前、まさか、じゃあバトルで奪ってみな! とか言うとでも思ったのか? バカかお前、ガラ悪そうだからって 皆が皆バトル好きって訳じゃねえよ。 で、言うの?言わないの? お、お願いします はい、よくできました。 じゃ、このクーポンやるよ。 あんまし人を見た目で判断すんじゃねえぞ。 クーポン 配達ドローンのキャンペーンで 使えるクーポン。 珍しく平和的に手に入った。 時にそういう平和的解決も良い。 言わない 言わねぇのかよ! クーポンやらないぞ! デリー お、クーポン持ってきて頂けましたか? 持ってきた はい、確かに! 弊社のキャンペーンへのご参加ありがとうございます! お金で払う なんと…! クーポン持ってきてもらえれば無料なのですが… それでもお支払いされますか? はい 承知しました! 時は金なり! ですものね! いいえ ご準備が整いましたらお声かけくださいー。 む…? まだお持ちでないご様子。 ご準備が整いましたらお声かけくださいー。 それではさっそく入会手続きをしましょう! ちょっと端末お借りしますよ。 はい、これでオーケー。 ご注文はいつでも端末からどうぞ! それでは快適な配達ライフをお楽しみくださいませ! いつでもどこでも食事:ドローンデリバリー 「端末」から「デリバリー」アプリを使うと その場に「商品」を配達してもらうことができます。 場所によってはドローンを呼べないこともあるので 注意してください。
https://w.atwiki.jp/lov-wiki/pages/14.html
Last up date 2011-05-28 12 19 56 (Sat) 目次 利用上の注意事項 情報記載・修正にご協力くださる方へお願い 荒らし行為について よくある質問 利用上の注意事項 運営・管理についてのご意見はこちら 自動巡回ソフトや負荷がかかるツール類の使用はやめてください アクセスしたページがない場合はデータが移転した可能性が高いので、メニューからリンクを再検索してみて下さい ▲ 情報記載・修正にご協力くださる方へお願い 1ページあたりのデータ量が多くなりすぎるとページ閲覧に差し障りが出ることが多くなります。 wiki編集にご協力下さる方には誠にお手数おかけいたしますが、データ量(特に表など)が多くなったと思われた時点でページ分割をし、リンクでの誘導をしていただけますよう、よろしくお願い致します。 ▲ 荒らし行為について LEGEND of VALHALLA(レジェンドオブヴァルハラ)に即さない新規ページ・編集内容、編集者の主観的なネタバレ判断による削除などは、管理人の判断により削除・修正されます。 継続して行われる場合あらし行為と判断し、IP等からプロバイダ等への通報させていただきます。 RMT広告もあらしとみなします。 ▲ よくある質問 質問が寄せられた時点で順次UPしていこうと思います。 ▲
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1671.html
戦場のヴァルキュリア3 ※タイトルロゴでは「戦場のヴァルキュリア3 UNRECORDED ◆ CHRONICLES」と表記されている 以下は本スレではなくこのページに直接投稿されたもの 征暦1935年 架空のヨーロッパ 大陸の覇権を懸けて対立する東ヨーロッパ帝国連合(帝国)と大西洋連邦機構(連邦)は遂に開戦。全面戦争となった。 物語の舞台であるガリア公国は、両国の狭間に位置しているラグナイト鉱石の豊富な小国家である。ラグナイトはエネルギー、医療品、爆薬などに使われる万能鉱石で、ラグナイトの需要でガリアは小国家ながら潤っていた。 1935年3月、ラグナイトを狙って帝国はガリアに宣戦を布告。ガリア領内に侵攻を始めた。 後にガリア戦役と呼ばれる戦いの始まりである。 この戦いはガリア義勇軍第3中隊第7小隊を中核とする部隊の活躍で国内から帝国軍を排除することに成功、勝つには勝った。 それでものっけから不利を強いられた。 戦力で劣るガリア軍は国境の拠点ギルランダイオ要塞を落とされ、同時に国境近くの街ブルールを占領され敗走。首都ランドグリーズの目前の都市ヴァーゼル市まで追い詰められていた。 第1章 NAMELESSへ 1935年4月15日、ガリア義勇軍第3中隊第7小隊隊長ウェルキン・ギュンター少尉の奇策で一度は奪われたヴァーゼル市を奪還。これを機に本格的な反攻作戦が始まった。 しかし、ヴァーゼル市北東に展開する帝国軍の戦力は多く、にらみ合いになっていた。 新兵ばかりの部隊で、上官から指揮を任された新任の少尉が、ヴァーゼル市近辺の帝国軍先遣勢力の排除作戦の説明を始める。 彼の名をクルト・アーヴィングという。 ランシール王立士官学校を首席で、しかも歴代最高で卒業するという成績を持つ彼は、不安に駈られる新兵を前に 「この戦い、我が軍の勝利は決まっている」と言い放った。 同期生も唖然とする中、立案した作戦を説明する。 敵前面に少数の兵力を置いて、主力は背後に迂回。前面から牽制射撃と後方の主力が突撃をかけて、敵戦力を駆逐する。 作戦内容に皆懐疑的だったが、事実うまくいった。 前面を少し下げた結果、前面を主力と睨んで追撃した帝国軍は完全に側背を見せる形になり、一方のクルトが率いているがリア軍部隊は全くの無傷で敵先遣部隊を全滅させた。 ヴァーゼル市近辺の守りを固めるため、部隊が集結して来る中、クルトは見慣れぬ軍服を着た部隊の姿を認めた。 様子を見るに、正規軍撤退の殿(しんがり)として、一個小隊で機甲部隊の足止めを命じられ、壊滅的被害を被ったらしい。彼らの前に戦死した隊長が横たわっている。異様なのは軍服だけではない。皆ナンバーでお互いを呼んでいた。 同期生に聞くと、422部隊、通称ネームレスという。軍規違反者や犯罪者を集めた懲罰部隊とのことで、捨て駒同然の作戦を命じられるらしい。命令拒否は銃殺刑で、拒否権は皆無である。 彼らを横目にクルトは通り過ぎる。 クルトに声をかける人物がいた。カール・アイスラー少将はクルトの作戦指揮を認め、激励に来たのであった。司令部でもクルトの名は知られており、期待されているという。 アイスラー少将の執務室を訪ねる時、明らかに民間人がクルトとぶつかり、去って行った。民間人が落とした手紙にはアイスラー少将の署名が入っていた。執務室でアイスラー少将に落とした手紙を届けると、二三激励の言葉をもらった。クルトが執務室を出た後、アイスラー少将は届けられた手紙を見て何か考えているようであった。 上官に呼ばれ、士官室に入ったクルトは何の説明も無く、422部隊への転属を記した辞令を渡された。自分には反逆罪がかけられているという。一方的に転属を命じられ、唖然とするクルト。 これからの上官はガリア軍諜報部のラムゼイ・クロウ中佐になるとだけ説明され、士官室を出たクルトは全く納得がいかなかった。 新しく上官となったクロウ中佐に説明を求めても、「知らん」と一言だけ言われ、クルト・アーヴィングではなく『No.7』と名乗るよう命じられた。 422部隊の行動は一切記録にされないため、所属する隊員に名前を持つ必要は無い。名前ではなく、番号で管理されるのでネームレスという。 クロウ中佐によれば、恩赦をもらうことで転属が可能らしい。未だ実例は無いが。 早速作戦を命じられたクルトは、クロウ中佐の適当振りに呆れつつ、422部隊の移動宿舎に来た。作業をしている女性隊員に声を掛けた。彼女は目にも留まらぬ早業でクルトの喉元にナイフを突き付けたが、クルトが「この隊ではこれが挨拶なのか?」と言って気がついたらしく、慌てて謝った。 騒ぎを聞いて他の隊員も集まって来る。隊員の一人はクルトの話を無視して立ち去り、さっきのナイフを突き付けた隊員は再び謝ってその場を逃げ出して行った。 残ったNo.6と名乗った隊員にこれまでの経緯を話すと、彼も身に覚えの無い反逆罪でここに転属させられたそうだ。 渡された作戦指示書には、今日中にヴァーゼル市に接近する偵察部隊を駆逐することが書かれていた。正規軍の援護は無し。一個小隊で規模不明の敵勢力と交戦しろ、とのこと。 422部隊の隊長は前の作戦で戦死。隊長不在のまま今日までいたようだ。部隊の中で最高階級であるクルトは、No.6の勧めで指揮を執ることになった。 ナイフを突き付けた女性隊員、もといNo.13の偵察報告で楽に包囲殲滅できると思って現場に向かって唖然とする。 隊員のほとんどが作戦をサボタージュして、僅か3人しかいないのである。その内の一人No.1は指示とは違う配置に待機している有り様だった。混乱したクルトは懐から飴を取り出してかじり始めた。昔から彼は気持ちの不安定収めるために飴をかじる癖がある。不思議と落ち着くらしい。 落ち着いて再度配置し直す。No.6の戦車とNo.1で左翼から突撃、友軍の方へ逃げると踏んでクルトとNo.13は右翼に回り込んで待機する。逃げてきた偵察部隊を待ち伏せで叩く狙いだ。 No.1が命令無視もいいところの大暴れをしたお陰で、待ち伏せも上手くいった。作戦に懐疑的だったNo.6は感心した様子であった。No.6自身、責任逃れでクルトに指揮を任せたつもりだったが、予想以上の戦果に驚いていた。彼はクルトに「なぜ4人でも戦おうと思ったのか」問うた。 その問にクルトは「どうして最高の結果を求めようとしない?逃げて何が生まれるんだ?目の前にある問題をどう解決するか、追及したくないのか?逃げた先にもっといい答えがあるのか?無いと思う、俺は」と答えた。 クルト・アーヴィングはこういう男である。クルトの人柄にも感心したNo.6は本名のグスルグと名乗り、クルトの指揮で戦うことを誓った。 この部隊では、自分の認めた相手には名前を教える、ネームレスの流儀だという。 隊員のサボタージュに頭を悩ませていると、かつての同期生が声を掛けて来た。今回の作戦の戦果は全て、後方で引っ込んでいた正規軍のものになるということであった。自分を捨て駒呼ばわりする同期生にクルトは 「戦力不足のガリア軍に捨て駒などあってはならない」と答えた。 その一言に腹を立てた同期生は、クルトを殴り倒した。彼はクルトを汚物でも見るような目で一瞥し、「名無しのネームレス」と罵倒して去っていった。 雨が降り始め、湿った地面から立ち上がったクルトは、嘲笑を浮かべる同期生ら正規軍を尻目に、必ず名前を取り戻す決意を胸に歩き始めた。 第2章 72時間の戦い 話を進める前にこのネームレスと呼ばれる部隊について知っておく必要がある。 正式な名称422部隊の起源は20世紀初頭の第一次ヨーロッパ大戦に遡る。 通常の部隊では手が回りにくい特殊作戦に従事する目的で、この部隊は創設された。所属が諜報部に配置してあるのもこのためである。 敵の後方で破壊工作や諜報活動によって後方撹乱など、敵中に飛び込むような難易度の高い危険な任務を少人数で行うため、死亡率は極めて高かった。 創設当初は、正規軍のベテラン兵が任務に当たったが、そもそもこういう類いの作戦思想自体がガリア軍内で未確立のために、精鋭を湯水のように使う結果になった。 正規軍は正規兵の消耗を極端に嫌う節がある。貴族出身の軍人ダモンが軍司令に就くと、上の性格はますますひどくなった。今戦役で正規軍よりも義勇軍の活躍が目立つのもそのためである。正規軍が後方に下がり、義勇軍が矢面に立って敵を駆逐する、その後で正規軍がやってくる。表面上の手柄は正規軍のものとされた。プロパカンダに使えるからだ。ガリア正規軍のモラルはこの国の軍組織で最も低劣な部類に入るだろう。422部隊は一応正規軍の所属ではあるが、その立場は今や義勇軍よりも低い。 自然、422部隊には軍規違反者や刑法犯罪者が送られ、任務も無茶な命令が指示されるようになった。 その422部隊の印象をクロウ中佐は質問している。 クルトは一言だけ言った。 「最低です」 懲罰恩赦を頂くことが現時点での彼の目的であった。クロウ中佐の口からアイスラー少将の伝言を聞いたが、かまうことはなかった。 クロウ中佐から次の作戦の指示が出された。遊撃戦と中部アスロン市の攻略である。 遊撃戦、とは本隊から離れて大多数の敵に立ち向かうことである。 多くの場合、敵に対してこちらの戦力は少ない。出来ることは嫌がらせ攻撃だったりと、規模も小さい。何度も言うようだが、422部隊の実戦的戦力は一個小隊である。 が、司令部が422部隊に命じているのは中部の小都市アスロンの奪還と敵戦力の殲滅である。敵の戦力は一個中隊かそれ以上。 一個小隊単独で出来る仕事量ではない。しかも制限時間が付いていた。 72時間である。 制限時間はともかく、部隊を立て直してまともな部隊にするにはいい機会かもしれない。クルトはそう考えてクロウ中佐の士官室を出た。 作戦事項を部隊に伝え、作戦を実行してもらわなければならない。前回のヴァーゼル近郊戦のように、またもやサボタージュされては部隊そのものの運用性が下がり、自然作戦成否による生存率の向上も望めない。 クルトは、その点を不安視していた。 彼はグスルグに相談した。 グスルグによると、現時点で動ける実動部隊の隊員の数は10人。その中で5人、彼の計らいで協力的、と思える面子を集めてもらった。No.15、No.21、No.24、No.32、No.56である。 集まって早々、クルトに辛口の意見が飛んだ。とりあえずナンバーと前回の作戦でサボった理由を聞いた。グスルグの出した助け舟で、皆何とか口を開いてくれた。聞くと、死にたくないだの仲間を失いたくないだの止められただの嫌だから逃げただの、終いには隊長不在による参加義務が発生していないために不参加だった隊員もいた。どうやらこの部隊では隊員の推薦と承認で隊長が決定される。全員が懲罰で配属されてナンバーで呼び合っている以上、この部隊におよそ上座と下座は存在しない。命を預けるためには、隊員が信頼し得る者をトップに据えなければ生き残ることは出来ない。隊員たちが慎重になるのも無理はない。クルトがこの部隊に着任してまだ1週間も経っていないのだ。グスルグはクルトに作戦指揮を任せたが、隊員の過半数が承認していなかったために隊長命令の強制力が発生していなかったのだ。 現時点で隊員たちはグスルグを推していた。この中では最も聡明で、目の配り方も器用であった。しかし、当のグスルグ本人が固辞し続けていた。彼はダルクス人である。 ダルクス人の悲劇は、伝説上の神話「ダルクスの災厄」に端を発す。 このヨーロッパで暦がまだ確立していない頃に、大陸にダルクス人が侵入。邪法を用いて100の都市と100万の人畜を焼き払い、大陸は荒廃した。そこへ強大な力を持った古代ヴァルキュリア人がダルクス人を制圧。ヨーロッパは救われ、ダルクス人は大陸を焼き払った罪から姓と職業の自由を奪われ、今日までヨーロッパ中で差別され続けている。古代ヴァルキュリア人がその後文献上から姿を消したため、伝説とはされているが、ガリア公国中東部に位置するバリアス砂漠には「ダルクスの災厄」で焼き払われたと思われる家屋が点在しており、ダルクス人が現存している以上単なる伝説とは片付けられない。このバリアス砂漠の遺跡もダルクス人差別の一助になっているのもまぎれもない事実だ。 就職の自由がないダルクス人は肉体労働、主に大陸で激しくなりつつある産業革命で勃興する工業の労働者として働いていた。機械を扱うことが多いことから、ダルクス人は「油臭い」と蔑まれた。一方で彼らは工学知識に富み、優れた工学博士を輩出してきた歴史を持つ。ダルクス人工学技術者で最も有名なテイマーはダルクス人であろうがなかろうが憧れる者は多く、その後も彼のように仕官して立身出世する若者が現れた。 ダルクス人の特徴として、彼らは濃紺色の髪と身体のどこかに特徴的な模様の衣類やストールを身につけている。グスルグの場合は革製ジャケットの胸と背中に工具のマークとダルクスの模様を縫い付けていた。見た目ですぐ分かるように、ダルクス人は自身の民族の正当性を決して卑下したりしないのである。 また、ダルクス人はどれだけ差別的な扱いを受けても決してやり返すようなことはしてはならないという教えを持っていた。 「ダルクス人は報復しない」 同じ事を行えば、同じ事が繰り返されて、閉じた円環の中で永遠に差別が続くことを説いているのである。 だが、現実はダルクス人に対する差別感情は根強く続いている。 ヨーロッパ全体に目を向ければ、これと言って差別的な感情を持っていない人間もいるが、極端なものでは道を歩いているだけで殺してしまう者もいる。 余談が、過ぎた。 差別されているダルクス人を部隊のトップにしたらどうなるか、グスルグには容易に想像がついた。おそらくはダルクス人を理由にあらゆるサボタージュが部隊に仕掛けられるだろう。今よりひどい任務を押し付けられる危険もある。その先に待っているのは部隊の全滅である。かといって他に部隊指揮が出来る人間もいない。グスルグはクルトが適任であると、彼を推した。次の作戦を彼の指揮下で戦ってみることを隊員に勧めた。納得できないなら自分が指揮を執ってもいい。グスルグの言葉に、皆納得してクルトの作戦会議を聞いた。 アスロン市はガリア中部に位置しており、ヴァーゼル市を取り戻したガリアにとっては、アスロン市を奪還することによって中部戦線を押し広げ、北部と南部に展開した帝国軍に分断の脅威を与えて牽制を行いたかった。だが、手元には中部方面に出せる駒がない。ヴァーゼル市奪還の立役者ギュンター少尉ら第7小隊を含めた第3中隊は南部へ派遣が決定していたし、もちろんのこと正規軍は出せない。と言うより、出さない。 結局お鉢が422部隊に回ってきたことになる。422部隊にしてみればいい面の皮である。 アスロン市郊外西部の草原地帯に陣取る帝国軍部隊の攻撃に成功した後、作戦が思いのほかすんなりと、しかも戦死者ゼロで終わったことに、参加した隊員たちは驚きを隠せなかった。 No.15、No.24、No.32はクルトの指揮能力を認め、それぞれエイミー・アップル、アニカ・オルコット、ジュリオ・ロッソと名乗ってくれた。だが、まだNo.21とNo.56はクルトを認めておらず、軽々に名乗るべきでないと言った。 クルト本人もこの戦闘一回のみで認めてもらおうなどと、欲は出さずに上の両名には保留とした。 あと、気になるのはNo.1とNo.13の両女性隊員であった。No.13は一言二言言ってその場を逃げ出し、No.1に至っては完全無視でいなくなってしまった。クルトを認めた上記の隊員も特にNo.13との作戦出撃を躊躇しており、クルトが理由を質すと彼女には「死神」と言う呼称がついて回っているのだと言う。後は本人に聞くしかなかった。 この部隊を率いるには、まだ不足している要素があることを感じ、先にNo.13の問題を解決することにした。 その夜No.13に会って話をした。 彼女は元々義勇軍兵士であった。彼女の部隊は開戦直後の撤退戦の中で帝国軍の猛攻を受け全滅、彼女だけが生き残った。これだけなら奇跡的な生還と言えよう。 しかし、彼女の部隊の全滅と生還は5回繰り返された。 彼女だけが毎度生き残るので、あるとき彼女を「死神」と呼んだ者がいた。 それが定着し、結果厄介払い代わりに422部隊に送られたのであった。
https://w.atwiki.jp/ahs88ahs/pages/40.html
imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 皆さまのお越しを、楽しみにお待ちしております♥ 営業日 土曜日 日曜日 営業時間 午前11時~午後5時<売り切れ次第、閉店させて頂きます。> その他 イ―ト・イン、テイクアウト、どちらもOKです。auntie s Deli の詳しい情報はこちら ⇒ 最新情報(ブログ) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★